歌 詞

ヤング伯父さん 初 恋 ミシシッピ 歴史あり
スロ−ダウン 大根役者の阿呆踊り 春わ曙


ヤング伯父さん

腰骨折れて杖ついてる老後の俺が目に浮かぶぜ 暮れてった夕陽

老眼鏡から透ける世界

若さは嘘つかない 若さは裏切らない 若さに答えはない 若さに終わりはない

(伯父さん)ヤングヤング(伯父さん)ガタガタガタ

(伯父さん)ちょっと待ってよ(伯父さん)秀樹感激

歳を重ねてコツコツ積み上げて死ぬだけ(死ぬだけ)


初 恋

真冬の裸の並木道 いつもと変わらぬ帰り道

どうせ、あかの他人じゃないか、僕は君の事が好きなのさ

真冬の裸の並木道いつもと変わらぬ帰り道

熱が上がるばかりで、すき間風、木枯らし今すぐ飛び込みたい

夜更けの涙乾いたら それはそれで良いのかな、Ah

今夜苦しくて眠れないよ

胸がいっぱいで眠れないよ胸の奧の奧で大切に折りたたんで締まっておいた、

ほろ苦い初恋のときのようだ


ミシシッピ

煮詰まって不完全燃焼干からびた何て健気な魂

黄色いキャタピラのごとく怪力冬の空に怖じけ着いていたんだ

苦しゅうて柵の森粉々になるまで駆け抜けた

ボトルネックで骨の随まで擦り付けたら、真っ黒けの肥やし

気分は晴れてるミシシッピ とっくに晴れてる 一瞬も雲らないぜ

ミシシッピの河の辺で

頭を抱えてクソ狭い部屋のステレオに噛り付いていたんだ

敗は成功の素 トラウマになるまで煎じて呑んだ


歴史あり

大変だ(大変だ)清水寺に駆け込んだ

丸坊主(丸坊主)本能寺の変ちびりそう

歴史あり歴史あり

死にそうだ(死にそうだ)何だかんだで、上の空

遠い春(遠い春)いい歳コイテも蕾のままだ

歴史あり歴史あり 涙も枯れ果てた 膀胱パンク寸前

血管ブチ切れてよ 冷や汗だけが止まんねぇ 闇夜に豚が吠えてる

人間様ってなんだ? 月明かりを辿って歩く ミジンコみてぇなモンだ


スロ−ダウン

お粗末な夜更けに金色の俺の空口 あんぐり開けてまどろっこしい夢

夜明け前の朝港町で俺 癇癪玉以下の無鉄砲 野郎

悪魔のブルースあくまでもソウルスロ−ダウン

悪魔のブルース唖を抜いてソウルスロ−ダウン

(Year)スロ−ダウン(Year)スロ−ダウン


大根役者の阿呆踊り

平凡だ(たわけ)お粗末だ(たわけ)畜生百姓荒れ地の故郷

何もねぇ(たわけ)大都会(たわけ)氷河期クソガキ田舎の侍

左胸が簿火騒ぎ(簿火騒ぎ)簿火騒ぎ

グッと堪えた瞬間(瞬間)瞬間

阿呆踊り(たわけ)阿呆踊り(たわけ)阿呆踊り


春わ曙

六畳一間地獄まで自分を掘り下げろ 魚は骨までしゃぶれよ

縄文時代を噛み締めろ 北朝鮮で会いましょう

枝垂れ桜待ちぼうけ 黄色の粉が舞い踊る 眼球波浪昇天状態

三島由紀夫 太宰治 役所幸司 散り際で踏ん張れよ

春わ曙この世の化けモノ 春わ曙眼球波浪昇天状態

スタコラサッサでアフタヌーン

行きもしないぜ阿佐ヶ谷 咲きもしないぜ朝顔 眼球波浪昇天状態




雨に曝され風に詰られ飛んでった想いは布団の中

何から全部始めるんだ?全部 しどろもどろになって火燵の中

岬を目指して峠を越える そうじゃないって・そうじゃないって

岬を目指して峠を越える 低空飛行に老いぼれてんだ


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